うろつく犬を見つけたら
シーザー・ミランHPからヒントもらってご紹介。
「うろつく犬を見つけたら何をすべきか」
事情が日本と違う部分は日本に合わせて。
路上でウロウロしている犬を見つけたら。
ステップ1. 安全第一
放浪犬を見つけたら、まず気をつけるべきは
犬の安全、自分の安全、他者の安全。
車中から見つける場合が多いですが、
急に車を止めたりしないで、落ち着いて行動する。
まわりをよく見て、安全に駐車できない場合は、通り過ぎてから戻る。
犬は脅えていたり、怪我をしているかもしれないので
むやみに近づくと恐怖から噛むかもしれません。
もし犬が攻撃的な様子を見せたら近づかないこと。
場所と様子を関係部署(管轄保健所)に知らせて保護してもらう。
ステップ2.迷子か捨て犬か?
犬に無事近づけて、安全に保護できたとして、
次は自宅へ連れ帰るか、保健所(あるいは警察)に連れて行くかです。
もし、その地域に動物シェルターがあれば連絡してみましょう。
自宅に連れて行くにしても、保健所と警察に必ず連絡すること。
飼い主が迷子として届けを出しているかもしれません。
たとえ首輪や迷子札をつけてなくても、捨て犬とは限らない。
犬を見つけた場所、大きさ、毛色、特徴などを連絡すること。
ステップ3.更なる一歩
自宅へ連れ帰ったなら、どこかで探しているであろう飼い主に、
その犬が無事でいること、あなたが保護していることを伝えるために
あらゆる手立てをつくしましょう。
チラシをつくり、見つけたあたりの人の集まる場所に貼る。
新聞にチラシとして入れる。
ネット上のあらゆるところに出す。
もしあなた自身の犬がいなくなってしまったら、
他人にしてほしいことを想像してみましょう。
獣医に連れて行って、健康状態をチェックしてもらうのもいいでしょう。
マイクロチップを読み込めるかもしれない。
しかし、費用をあなたが支払うことになるのは忘れずに。
その犬を、自宅に置いておくなら、他のペットに感染するような病気や寄生虫がいないかどうか診察してもらうのは必要です。
保護は自己責任です。
もし一定期間(半年)が過ぎても、飼い主が名乗り出ない場合は、
自分でその犬を正式に引き取ることもできます。
ただし、もしかしたら元の飼い主が現れるかもしれない、ということは、
常に頭の隅においておきましょう。
特に子供には、その点をよく説明しておきましょう。
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石垣島の場合は、路上をうろつく犬を見ても
すぐに保護はしないほうがいいです。
特に住宅が近辺(1km以内)にある場合は、
放し飼いの可能性が大きいので。
ただし、何日もその場にいる、住宅がまったくない、痩せこけている、ふらふらしている、まだ小さな子犬、など
明らかに捨てられたと思われる場合は
その場で保護することも考えます。
ただし、保護する場合は、常に自己責任になるのは忘れずに。
そしてステップ1↑に進みます。
時に大変だけど、確実に自分で、
捨てられた犬を幸せへと導くのは
やりがいのあるものです。
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