丸3年
今日でみなみが逝って丸3年になりました。
正直、何度も数え直しました。
ほんとに?
もう3年?
まだ3年?
1年前に、目の前の犬達に傾注しなくちゃ、と心に誓いましたが
いや、いろいろありました。
タイはトレーナーさんのオンライントレーニング何度も受けたけど相変わらずリードつけられないし
ケンは呆けるし
アミが帰ってくるし
(すずは変わらないな)
保健所の収容犬もバカみたいに多くて、それにも奔走したし。
ヨボヨボになったケンを見ると、どうしても晩年のみなみを思い出します。
同時に、頭はぼけてなかったみなみのミラクル度もあらためて感じます。
みなみといっしょに確実に自分から何かが失われました。
村上春樹風に言うと
”それは永遠に損なわれたままなのだ”
醒めた感覚があります。
義務感だけで動いているような。
まあ、年のせいかもしれません。
それでも、この美しい島で、ケンを看取る時がいつか来るのを覚悟して
日々を淡々と過ごして行ければと思っています。
将来の予想なんて、できないですからね。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
みーちゃん、お空3年生なのですね。
何度も数えなおすのわかります。
目の前の動物に傾注しない(と言いつつせざるを得ない)のも、
感覚閉じるというのも。
一匹の犬が、一緒に暮らす人間の人生そのものだなんて
なんて幸せな時間だったんでしょう。
みーちゃんとナツと近しい年齢で、同じくらいの大きさで、まだ人の少なかったワイルドな海辺を一緒に走り回れたぽんぽんはしあわせものです。
それを眺めていた私たちも。
いつか夢の黒犬城で皆あいまみえることでしょう。
投稿: ぽん母 | 2021/02/04 09:16
>ぽん母さん
「一匹の犬が、一緒に暮らす人間の人生そのものだなんて
なんて幸せな時間だったんでしょう」
そうですね。そんな時間を持てたのは本当に幸福ですよね。
みなみは私に人としての感情をいろいろ教えてくれました。
夢の黒犬城!いつかきっと。
投稿: 藍mi-goro | 2021/02/05 21:57