シークワーサー狩り
今年はシークワーサーが豊作らしく、ご近所の木々にもたわわに実っています。
酸味と香気がすばらしく大好き。
1袋100円のを買って、何にでも絞ってかけちゃう。
そしたら、その農家のオジサンが「もう取り切れないから、好きに取ってって」と。
喜び勇んで、大きなカゴを持って、我が家に長期滞在中のお嬢さんといっしょに出かけました。
いきなりオジサンに「長靴じゃないのか?脚立は?」と聞かれ
安易に考えていた自分を恥じました。
足下をニワトリが走り回る鶏小屋内の巨木から取れ、と。
下の方はもうほとんど取ってしまったし、鶏の糞がついているから、残っている上の方からと。
オジサンが一人一つの脚立を貸してくれました。
過酷な現場でした。
二人で鶏糞の埃と戦いながら、ようやくカゴの半分取りました。
それでもシークワーサーの美味しさに負けて
数日後に再度挑戦。
今度は「鶏小屋じゃない他の畑のを取らせてください!」とワガママ言いました。
やはり木の上の方しかなく、足場もでこぼこで、ここも梯子を使ってのアクロバティックな現場。
やはりカゴ半分ちょっと。
見かねたオジサンが、「もっとたくさん取らんと!」とすいすいと木登りをして、
あっという間に我々が1時間ほどかけて取ったよりたくさんの量を集めてくれました。
さすがプロ。
大量です。何百個もあります。
1個ずつ洗って、破れたり傷がないかチェックします。
緑のきれいなのは商品になるので、オジサンのところへ返すことにして、
黄色くなりかけのを、知人に配布する段取りを。
1個ずつ拭いて、水分を取るので、けっこう時間と手間がかかります。
たくさん使って作りたかったのはシークワーサーママレード
とにかく種が多いので、半分に切ったシークワーサーをひたすら手で絞る。
きれいな皮を少し残して細切りにして、先にゆがいておく。
あとは鍋に汁と60%のグラニュー糖と皮を入れて、出てくるアクを取りながら20分ほど煮る。
冷めたら冷蔵庫に入れておくと、翌日にはいい具合に固まっています。
酸味の効いた、理想通りのマーマレードができました。
まだたくさん冷凍庫と冷蔵庫にシークワーサーがあるので、
無くなったら、また作れそうです。
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