続・見慣れないシルエット

前の記事に続いて、樹上の見慣れないシルエットシリーズ（？）

今日は朝からずっと雨降りですが、少し小ぶりになった時に
犬達がひどく吠えて庭に飛び出していきました。
そのあまりに剣呑な吠え方に、何だろう？と見にいくと
アッとびっくりw(ﾟoﾟ)wじぇじぇじぇじぇ！
「ワ、ワ、ワ、アｗォー！」と私も吠えました。

一番高い枝の先にとまっているのがカラスです。
下にいる3羽の大きさ、わかりますか？
まさかの光景

カラスの何倍？5倍？
デカイよ。恐いよ。そりゃ、吠えるよ。
しかも3羽もいる！

クジャクですよ。ええ、あの、動物園にいるクジャク。

これまで道路や畑など地面の上にいるのは何度か見ましたが
こんな高い樹上にいるのは初めて見ました。

真ん中のデカイのが♂で、上のは♀。下のも♂かもしれません。

野生では長い尾羽はすり切れてしまうのかしら？
羽を庭に落としていってほしい・・・

カンムリワシ相手なら、すぐ追い払うカラスも、
さすがに相手がこの大きさで、しかも群れだと、手を出しかねているようです。

下のから一羽ずつ順に、うちの裏の森に飛んでいきました。
そうです。飛ぶんです。
そんなに高くは飛びませんが、移動手段にはなるみたい。

クジャクとキジは、現在島中で大問題になってます。
元は人間が持ち込んだ外来種ですが、島中で繁殖してその生息域を広げ、
何でも食べるので、
田畑の作物を荒らしたり、
カンムリワシのエサとなる小動物や昆虫も食べてしまいます。
人間も在来種も困ります。

うちの周辺では、一昨年ぐらいからキジが目立つようになり
農家の人達が困っていました。
そこへついにクジャクまでやってきました。
クジャクにもキジにも罪はありません。
悪いのは持ち込んだ人間です。
でも、害獣指定され、対策も始まっています。（関連記事）

うちは農家じゃないから、クジャクがいてもかまわないと言えばかまいませんが
カンムリワシなどの絶滅危惧種まで脅かすとなると、やはり問題は深刻。