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2012/04/18

オタマ

雨がまとまった量降って、水たまりができると
そこにカエルが卵を産みます。
もちろん孵化してオタマジャクシになる頃には水たまりが干上がって
オタマも干上がります。
どんなに雨続きでも、カエルになるまで水たまりがもつことはほとんどない。
たまに水たまりから卵かオタマをすくって持ち帰ります。

最初はオタマジャクシはプランクトンやボーフラでも食べているだろうと、
自然にまかせていたら、なかなか育たない。
手も足も出ない。
識者に相談すると、タンパク質不足ではないか、と。
(意外に共食いもしない。)
それで犬達のトッピング用さかなを入れたりしたら食べる食べる!
何も無い時はドッグフードでOK
04181         (汚い画像だから小さくしておきます)
ドッグフードにむらがるオタマジャクシの図。

よく見ていただくと、小さなオタマは透明。
日本一小さい「ヒメアマガエル」のオタマ。
小さな口をぱくぱくさせてかわいいです
ちょっと大きくて黒いのはサキシマヌマガエル。
どちらも石垣の在来種で、現在おきまりのごとく数減少中
繁殖力旺盛な外来種におされています。
なので、少しでも在来種を増やそうと、こうして水たまりからすくってきます。
(と言っても、気の向いた時だけですが)
逆に、外来種の卵を見つけたら、孵化しないように水から出す。

でも、こうして栄養満点で、干上がらない水たまりを提供しても
カエルになるのは1割にも満たない。
おそらく自然界での確率は更に小さいものと思われます。
繁殖地である水田は、農薬などの影響でカエルが育ちにくい。

カエルは小さな虫を食べるし、カエル自体がカンムリワシをはじめとする鳥類の餌になるので
在来種の数を増やしたいところです。

 

 

犬の迷子です
133457887145213104698_tuna2 琉球犬ミックス(赤茶×黒)  

体重13kg

女の子  両耳が垂れています。

首輪なし
 
石垣島名蔵付近で保護。
 
詳細はこちらのブログ



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