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2012/01/26

生写真の真実

きのうアップした、美智子様の生写真ですが、
撮ったの私じゃありませんでした。
ダンナが一眼レフで撮ったのを、スキャナー読み込みしたものでした。
当日データに入っていたので、てっきり自分が撮ったものと思い込んでましたが
当時のことをいろいろ思い出してたら
川平湾で撮影したのは、ダンナだったのを思い出しました。

故意ではありませんが、嘘でした。ごめんなさい。m(__)m

私が撮ったのはこちら。
01261
2004年1月26日、我が人生の輝かしき一日でした。

素敵な生写真を撮るための、ミーハーの極意をこの機にご披露しましょう。
(そんなの聞きたくないですか?まあ、そんなことおっしゃらず。)
これまで写真を出すことも、話すことも、一応、なんとなく自粛していたのですが、
もう8年も前だから、そろそろいいかな、と思います。

私はなぜか小学生の頃から、皇室ミーハーだったので、TVで関連番組があれば必ず見てました。
ビデオ録画できるようになってからは、録画保存。
ですから、両陛下が地方へ行幸される際のおおよそのパターンは熟知。

何としても近くでお逢いしたかった私は、持てる知識、コネ、情報を駆使して作戦を立てました。

1)両陛下が視察される場所を知る。
2)そこでお出迎えをする人々を知る。
  幼稚園児と老人会が主力である。
3)そこに仲間入りする方法を考える。
4)あるいは報道陣用スペースが確保されている撮影場所を見つける。
5)そこに仲間入りする方法を考える。

市長さんとか議員さんとか、有力者にコネがあればもっと確かな方法があるかもしれませんが、
まったく一般人なので、厚かましさと想像力がものを言います。

幸い、両陛下が川平においでになることになったので、
市街地より人も少ないし、ねらいは川平に。
こっから先は、ちょっと内緒ですが
知人を介して、いろいろお願いして
堂々と視察場所内に入ることに成功。

おいでになるのは10時半頃なのに、確か9時頃には集合してたと思います。
道路封鎖が始まる前に川平入りして、
もう一つのご視察先である川平湾で、ロープ張りして台が並んでいる場所を発見。
そこにダンナを配しました。
重要なのは、複数の場所でチャンスに賭けること。

ダンナは9時から、両陛下がおいでになる11時半頃までそこで待機。
おかげで最前列は確保できたものの、あまりに早くからいたからか
警備についている高知から来た婦警さんに、話しかけられたそうです。

一方、その頃私は、富山から来た警官さんと話してました。

全国から警備要員が集められていたそうです。

あの年も寒い冬でした。
でも両陛下がおいでになる日は、少し薄日も差して
ちょっとだけ寒さがゆるんだ日でした。
それでも薄いウィンドブレーカーの警官さんが寒そうで
「寒くないですか?」と声をかけたら
「寒いです。沖縄って、冬でも暑いと思ってました」と気さくに返事してくれて。

まあ、悪漢が入ってくるわけでもないから、みんなひたすらヒマな待ち時間。

沖縄本島では、天皇家には複雑な感情もありますから
ピリピリした場面も多々ありますが
石垣島ではほとんどなかったようです

01264_2
そうこうして、ワクワクドキドキ待つうちに、ついにご到着!!

お迎えして、すぐに両陛下は施設内に入られて
またまたみんな待ちぼうけ。1時間近く外で待って
視察後、ようやく、お迎えする園児と老人会の皆さんの方に
お二人が近づいてこられました。
01262優しく、最前列の園児にお声をかけられたお二人ですが
園児達は誰もお返事しない・・・・
ああ、もう、私に話しかけてくださったら、どれだけでもお返事するのに!
などと思いながらも、徐々に近づいていらっしゃるのにドキドキ。
私は最後列(4−5列目)端っこだったので、もちろんお声かけはありませんでした。

自分達の正面にいらしている時に、カメラを向けるのは失礼なので
(それぐらい近かった!)
正面からの写真は一枚もありません。

でも、一生に一度のチャンスを逃すわけにはいかないミーハー道。
正面にいらした時に、がまんできずに
「美智子様〜〜〜」と呼びかけてしまいました。

そしたら、美智子様が、あの美智子様が
「あらぁ〜」という表情でにっこりこちらを見られて、お手を振ってくださったのでした!!!!

あぁーーー、美智子様が、私に、私のために、手を振ってくださった!!

我が人生に悔いなし。

そしてお二人は、またお車で次の視察先である川平湾へ向かわれました。
01265
ダンナのカメラが最前列で待ち受ける川平湾へ

そして、きのうアップしたあの写真へと結実するわけです。
01266_2 (これは遠いのでトリミングしたもの。画質荒いです)

私も両陛下が施設を出られた後、すぐに川平湾へ向かいましたが
当然ながら既にものすごい人で、とても見られません。
川平湾特派員のダンナにまかせて、
お帰りの道路沿いへ回りました。
そこで、川平湾から出ていらっしゃるのを待ち受け。

でも、そこはいくら徐行でも、やはり車。
あっという間に通り過ぎられました。
動画で撮りましたが、あっという間。

こうして興奮と感動に満ちた半日が終わりました。

ちなみに、美智子様が襟元につけていらっしゃるのは
沖縄の花、デイゴのコサージュです。
そういう地元への心配りを、いつもなさっていらっしゃいます。

両陛下のお優しさ、お心配り、いつどこで拝見しても裏切られることがなくて
心からご尊敬申し上げます。

そろそろご公務を減らすか、引退してお二人でゆっくりしていただきたいとも思いますが、
やはり少しでも長くたくさん拝見したいと思ってしまうのも事実。
どうかお元気で長生きしていただきたいです。





 

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コメント

凄い、、、凄すぎる!!!!!
この写真見てるだけでも感動ですよ、、本当に宝物ですね!
本当に元気で長生きしていただきたいです

投稿: 梅さん | 2012/01/26 22:34

>梅さん
こうして、改めて一連の出来事を思い出したら
感動がこみあげて泣いてしまいました。
存在だけで人を感動させるってすごいですよね。

投稿: 藍mi-goro | 2012/01/27 16:06

実はわたしも…皇室ファンでした。

学生の頃、当時の礼宮さまのファンで、
図書室の朝日グラフを全巻読みましたもの…。

おっかけることはないけど、
大阪へこられたときは仕事中でも沿道に見に行ったわ~(*^^*)

本当に、お元気でいていただきたいですね。

投稿: ぱんだんて | 2012/01/28 16:00

>ぱんだんてさん
おぉー同士よ!仲間よ!
礼宮さまもすてきですよね。
特に若い頃はかわいかったし!
私は紀子様もすっごく好きです。

投稿: 藍mi-goro | 2012/01/28 21:22

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