和菓子の美
都会の良いところのひとつに、人間の手が作り出す美があります。
もちろん都会で作られているとは限らないですが
そういうものが集まっている、という意味です。
その一つに美しい和菓子があります。
春らしい色、美しいデザイン。
こちらは両口屋謹製「岸辺の春」この絵を和菓子にしたものなんですねえ。。。
なんと繊細で美しいのでしょう。
中には栗も入っていて、味もほっこりまろやかで美味しいです。
これは宮中歌会始のお題をイメージした季節限定ものだそうです。
歌会始と言えば、今年のお題は「岸」。
美智子様の御歌がすばらしかったです。
「帰り来るを立ちて待てるに季(とき)のなく
岸とふ文字を歳時記に見ず」
下句は「岸という言葉は歳時記にない」という意味です。
上句のより深い意味は、私も解説を聞いて初めてわかったのですが
「季節が決まってない」ということを「時が限られない」意味として
「津波で愛する人を失った人が、もしやの思いで
帰りを待ってたたずむ岸(思い)には、終わりの時はない。」
被災者の方の心に、深く、静かに寄り添う御歌です。
美智子様がいつもおっしゃる「心を寄せる」ということでしょうか。
もう本当に人間として、心から尊敬しています。
これは2004年、川平湾での美智子様
。
私が撮った生写真です。
一生に一度でいいからお逢いしたかったので、本当に感激しました。
もちろん群衆の一人としてその場にいただけですけど、それで十分!
これは都会でなく、競争相手?の少ない島にいたからこそ!の一枚ですね。
今、取り込んで気づいたのですが、
撮影したのは2004年1月26日。
すごい!!偶然ほぼきっかり8年前じゃないですか!
なんか、これをアップしたのは必然だったのかしら・・・・
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コメント
不謹慎な言い方かもしれませんが、、、いいなぁ生で美智子様見れて!
美智子様(もちろん陛下も)を近くで見たら感動して涙が溢れちゃうかもww
この写真は宝ですね!
投稿: 梅さん | 2012/01/25 23:33
やっぱし素晴らしく写真上手!すごくキレイな生写真!
投稿: P母 | 2012/01/26 16:02
>梅さん
いいでしょう!不謹慎じゃないと思います。
逢いたいものは逢いたい!
この時の写真は宝物です。
>P母さん
えっと・・・実は・・・これ撮ったのダンナでした!
今日思い出した。次のネタにします。
投稿: 藍mi-goro | 2012/01/26 18:17