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2012/01/25

和菓子の美

都会の良いところのひとつに、人間の手が作り出す美があります。
もちろん都会で作られているとは限らないですが
そういうものが集まっている、という意味です。

その一つに美しい和菓子があります。
01252 春らしい色、美しいデザイン。
こちらは両口屋謹製「岸辺の春」
01251この絵を和菓子にしたものなんですねえ。。。
なんと繊細で美しいのでしょう。
中には栗も入っていて、味もほっこりまろやかで美味しいです。

これは宮中歌会始のお題をイメージした季節限定ものだそうです。

        

 

歌会始と言えば、今年のお題は「岸」。
美智子様の御歌がすばらしかったです。

      「帰り来るを立ちて待てるに季(とき)のなく
          岸とふ文字を歳時記に見ず」

下句は「岸という言葉は歳時記にない」という意味です。

上句のより深い意味は、私も解説を聞いて初めてわかったのですが
「季節が決まってない」ということを「時が限られない」意味として

「津波で愛する人を失った人が、もしやの思いで
帰りを待ってたたずむ岸(思い)には、終わりの時はない。」

   

被災者の方の心に、深く、静かに寄り添う御歌です。

美智子様がいつもおっしゃる「心を寄せる」ということでしょうか。

もう本当に人間として、心から尊敬しています。

01253 これは2004年、川平湾での美智子様
私が撮った生写真です。

一生に一度でいいからお逢いしたかったので、本当に感激しました。
もちろん群衆の一人としてその場にいただけですけど、それで十分
これは都会でなく、競争相手?の少ない島にいたからこそ!の一枚ですね。

 

今、取り込んで気づいたのですが、
撮影したのは2004年1月26日。

すごい!!偶然ほぼきっかり8年前じゃないですか!
なんか、これをアップしたのは必然だったのかしら・・・・


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コメント

不謹慎な言い方かもしれませんが、、、いいなぁ生で美智子様見れて!
美智子様(もちろん陛下も)を近くで見たら感動して涙が溢れちゃうかもww
この写真は宝ですね!

投稿: 梅さん | 2012/01/25 23:33

やっぱし素晴らしく写真上手!すごくキレイな生写真!

投稿: P母 | 2012/01/26 16:02

>梅さん
いいでしょう!不謹慎じゃないと思います。
逢いたいものは逢いたい!
この時の写真は宝物です。


>P母さん
えっと・・・実は・・・これ撮ったのダンナでした!
今日思い出した。次のネタにします。

投稿: 藍mi-goro | 2012/01/26 18:17

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