冷感グッズあれこれ

暑いです。それにしても暑い。
でも関東地方で、節電と熱中症の間で苦しんでおられる皆さんはもっと大変。

1年の半分熱帯夜の石垣島ですから、熱中症対策はあれこれあると思います。
だって熱中症で搬送される人は、その割には多くないですから。
水分と塩分を摂るのが一番。
麦茶に塩をひとつまみ入れておいたり
最近は、塩黒糖なめたりしてます。
塩分と糖分がいっしょに摂れて、朝飯前の散歩時など重宝。

それと共に、体温が上がりすぎないように身体を冷やさないといけません。
私も老犬みなみも、濡れ手拭いにケーキのおまけの保冷剤を巻いて首にします。

手拭いまたはタオルは必ず濡らす。←これ重要。

濡らさずに首に巻くと、マフラーになってよけい暑い。

1時間ぐらいはもつので、散歩や掃除中などはこれでOK。
午前中はエアコンせずに保冷剤+濡れ手拭いで、けっこう乗り切れます。

先日の「うたの日コンサート」に備えて既製品もいくつか購入しました。

「冷水スカーフ」（右）は水に浸すだけで冷感がある、というふれこみ。

こんな感じ（モデルはみなみさん、首囲46cm）
私（首囲35cm）には大きすぎて密着感がなく、何にも涼しくありません。
そもそも石垣の太陽の日射しにはこの程度ではダメなのかも。

左側の「氷結ベルト」。
これは中身の保冷剤を冷凍庫で凍らせて、ベルト内に入れます。
ケーキ屋さんの保冷剤を３連結したようなものなので、巻くと相当ゴツゴツしてます。
でも冷凍されているので、上のより遙かに冷たい！
当然長持ちもします。２−３時間は冷やしてくれます。
これもカバーを濡らすとより長持ちする。

次に「首用アイスノン」（似たような名前が多い）
これが首に巻くタイプでは一番太くて、後ろは背中上部もカバー。
上のより幅広い三連結タイプの保冷剤を冷凍庫に入れて使いますが、
これはソフトタイプ（冷凍してもカチカチにならない）。
保冷剤が柔らかいので、密着感は上のよりあり。
でもソフトタイプはハードタイプ（カチカチになる）よりぬるくなるのが早い。
また、パイル地のカバーも幅が広いので濡らさないと暑い。
2時間ぐらいでぬるくなります。

屋外ではどれも1時間ぐらいで溶けてきます。
カバー布地も濡らしておく事で、それでも冷感が保たれます。
長時間屋外（野外フェスなど）の場合は、クーラーバッグなどに、替え保冷剤を入れておくのと、こまめにカバー布地を濡らす事で冷感を長持ちさせる。
（手拭いやカバーも濡らしていっしょに入れておくと尚よい！）

そうすると、普段は手拭いが一番重宝か、と思う次第。
タオルもいいですが、厚ぼったいので、重くなるのと、首でしばりづらい。
エルメスのスカーフでもOK。（多分。私は持ってないので試した方はぜひ感想をレポートしてください）
濡らして保冷剤を入れて首に巻けるものならなんでも可。

それと濡らしたものを首に巻くと、当然服の上部が濡れます。
それがまた冷感を呼ぶのですが、お出かけの時はお気をつけください。

夜寝る時は、大きな保冷剤枕をこの数年使っています。
これまでディスカウントショップ買った300円前後のを愛用していましたが、1年しかもたず、今年は売ってないので、高い（千円前後）のを購入。
冷凍庫で冷やすタイプ。ソフト部とハード部があるので、5-6時間はもちます。
専用カバーがついているので、それに入れてタオルを下に敷いてます。
それでも少し布団が濡れます。

同じく冷凍庫で冷やすソフトタイプ。
専用カバーはないので、タオルに巻いて使います。（布団は濡れる）
固くならないので、枕としては気持ちいいかもしれませんが、3時間でぬるくなる。

枕タイプは表裏あるので、まず表側を使って、あったまたら裏返して、あと1時間ぐらい冷感を味わえます。
頭を冷やすと身体全体が涼しくなります。
何より、寝付きが早くなります。（特に昼寝の時は威力あり！）

夜中に冷えすぎて、外す事もあります。
逆に夜中にぬるくて替え枕をすることもあります（だから複数持ってる）。

以上、あくまでも私個人の独断と偏見による感想及び使用感です。
これから購入される方の、参考になればと思います。

それにしても、いつになったらTV局が節電するんでしょうね。
TVに出てくる人がネクタイしているうちは、TV局のエアコンの設定温度は下がってないと思います。
TV局のような大量電力消費する所が節電せずに、庶民のささやかな6畳間のエアコンを止めようなんて、絶対間違っています。
良心的でまじめな方が、まじめに節電に協力して病院に運ばれているような気がします。
絵に描いたような「正直者が損をする」構図になってませんか？
命や安全に関わることで節電しないで、なくてもいいもので節電すべきじゃないでしょうか。
沖縄には地上波TV局はNHK入れても5局しかありませんが、別に不自由感じません。
午後の消費電力減らしたければ、民放TVが全部休めば（あるいは輪番で）見る人も減るから一石二鳥。
街路灯消すより、パチンコやファッションビルの過度なネオンを消すとか。

　
室内用の温度計･湿度計を置く事をお勧めします。
夢中になってお掃除してて、気づいたら熱中症なんてならないように、
室温30度越えたらエアコン入れましょう。
一番よくいる部屋だけに入れてもちがいます。
涼み部屋があれば身体は楽になります。

窓閉めきりで扇風機は冷えません。
窓を開けて扇風機、あるいはエアコン+扇風機で。

あと、ペットの熱中症にもお気をつけください。
動物は毛皮を着ている分、暑さに弱いです。

　　　　　　　　（冷たいタイルの上で行き倒れ状態のうちの子達）

お留守番犬がいるからエアコンは止められないおうちも多いかもしれません。
命には代えられません。

電力会社の原発ないと停電するぞ、の脅しに負けないように
皆さん、知恵と力でこの夏を乗り切ってくださいませ。