１０年を経て

庭で繰り広げられたヤシの葉シンクロ
あっちとこっちで引っ張り合い。
すぐに切れて
どっちがどっちかわかりますでしょうか？

みなみ、我が家に来て10年以上ですが、初めてバリカンかけました。

大体、みなみは若い頃はずっと薄毛で地肌丸見え、
よく皮膚炎ではげていたぐらいなので、カットの必要は皆無。
それが去年ぐらいから急に毛が濃くなってきて
前は常にはげてたお腹まで黒い毛でみっしり覆われるように。
首回りも分厚くふさふさ。
そのまま夏に突入。
ずっと嫌がって逃げてたし、不必要なほどプライドが高いので
もしみっともないことになったらどうしよう・・・とか、遠慮してました。

しかし、夜も寝返りうつだけで、ハーハーハーハーと荒い息がしばらく続くようになってしまい、首に保冷剤をまいたり、冷凍枕をあてたりしても根本的な解決にはなりません。

それで、ぽんぽんの成功に意を強くして、バリカン丸刈りに挑戦。

短いリードでテーブルに繋ぎ、ダンナが保定＆ごきげんとり
私がバリカン。

もともと長くないので、3mmでいいぐらい。
ダンナは「いいこだな、きれいになるぞ、若返っちゃうぞ♪」と声をかけまくってみなみをなだめる。
バリカンに毛がつまって取るたびに休憩でオヤツをあげたり。
みなみもすぐに抵抗をやめたので、とにかくチヤホヤしまくりで
全身短くしました。1時間半弱で完了。

途中からの分だけでも、こんなに。
やっぱりこんな毛皮着てたら暑いですよね。

やっぱり身軽になるのか、急に元気

夜の寝返りでハーハーハーハーもなくなりました。
散歩も前より楽そうです。

思い切ってやってよかった。

みなみはいつも「きれい。黒くてぴかぴか。」と褒められていましたが
今は完全な虎刈りで、でこぼこ
被毛の下の方は茶色が多くて、全身茶･黒･白が混ざって見えます。

みなみが鏡を見ない犬で良かった〜〜〜

みなみに会っても、絶対にほんとのことは言わないでくださいね。

この夏を無事に乗り切ることが何よりも大事なんですから。