台風の後片付け
石垣の場合、台風の被害はほとんど風によるものです。
だから台風の去った翌日から、その後片付けが始まります。
まず家の周囲を見回って被害の確認。
今回は時間が短かった割には、あちこちで、これまで何年も台風に耐えてきた木が倒れました。
うちの前の道にも大きいのが1本
。
これはうちで片付けないといけません。
大きな幹線道路に倒れていれば、県や市が片付けてくれますが
小さな脇道なんかは、自分で片付ける方が早い。
これだけ大きいと、ノコギリで切って解体しないと、重くて運べません。
そんなわけで、電動ノコギリは常備しておかないといけないのだ。
いくつかに切り分けて運んで捨てる、というか移動させる。
エネルギー持てあましているゴンゾー君に手伝ってもらいました。
今回村内で、一番すごかったのはここ。
路上は無数の葉、小枝、大枝、そして木が数本倒れて完全に通行止め状態。
ここは犬の散歩以外は、観光バスしかほとんど通らない道で
逆に観光バスは、ここが通れないとすごく困るわけです。
翌日見たら、きれいに片付いて(道の脇に)バスが通行できるようになってました。さすが!
家周りの掃除が済んだら、潮水をかぶっている家と車を水洗いします。
このために自宅に高圧ホースを持っているところも多いです。
朝から数時間して、どの家もこの段階に進んだ頃
水道局の車が
「節水しましょう。断水のおそれがあります」と広報に回ります。![]()
うちの村の場合は、上水道だけでなく農業用水もあるので
それを使う人も多く、断水の心配はありません。
いずれにしても何時間も出しっぱなしにするわけでなく、数十分で終わります。
本土では、雨の被害が多く出ているようです。
自然の力の脅威の前で、本当に人間はなすすべがありません。
でもひとつひとつ片付けていくしかないんですよね。
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