移動展in石垣
石垣島で暮らしてみて知ったことのひとつに
自然の美しさは、それはそれは素晴らしく心が満たされますが
人間というのは贅沢なもので、それだけでは満足できないのです。
(人間と一般論にせず、私は、と個別論にすべきか)
美というものは、自然の中にあるのだけでなく
人が造り出した「美」もすごく見たくなります。
絵画や手のこんだ職人技が生み出した工芸品とか
すごく美しい布地や刺繍とか
そういうものが組み合わさったオートクチュールの服とか。
地元新聞には時々「今年のパリコレ」特集が組まれたりします。
白黒だけど、写真も載って、きっと私と同じように感じている人がいるんだろうな、と思ったりします。
NHKの日曜美術館をけっこう見ます。
石垣島には八重山博物館はありますが、美術館はありません。
今、石垣で「沖縄県立博物館・美術館移動展」が開催されてます。
芸術の秋でもありますし、早速行ってきました。
会場に入ると、いきなり
サウロロフス全身骨格fromモンゴル
高さ5m、体長9m。
これまでにも内外の博物館で恐竜骨格は見たことありますが、
それ用の吹き抜けの展示室でした。
こういう普通の建物で見ると、その大きさを実感しますね。
テンションいきなり上がりますよ。![]()
足下に
・・・・・それはないと思うけど・・・複製だし・・・
だけど、確かにさわりたくなる
このシッポつかんでみたい!!
そんな衝動を抑えるには、「噛まれる」は効くかも。
深夜来てみたいです。
別室で、沖縄県の画家「名渡山愛順」の作品20点が展示され
学芸員による解説が行われました。
それに合わせて鑑賞してきました。
琉装の女性や、琉舞を描いた作品が多かったです。
戦争で失われそうだった、紅型や琉装などの保存に協力した画家さんだったそうです。
他にも、古文書、発掘品、古民具などの展示もありました。
どれも大変興味深かったです。
「芸術の秋」とか「人の造り出した美」とか並べましたが
今回、結局私がいちばんうれしかったのは恐竜だったみたいです。![]()
困ったな・・・・どうまとめりゃいいんだよ。
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コメント
私、美術系にはあまり興味がなくほとんど行かないのですが、
『人体の不思議展』は大興奮でした。
血や内臓が苦手なヒトはダメな分野でしょうが、本物だし血管だしスライスだし~
あ、でも私ホラーやスプラッターは苦手なんですが…(^_^;)
投稿: ぱんだんて | 2010/10/31 21:41
我が家も、しょっちゅう上野の国立科学博物館に行きます(笑)
で・・・
うちの娘が好きなのは、骨格標本と石です(笑)
なにせ、石垣の海で拾った牛の骨とカメの骨が宝物ですから(笑)
投稿: み~すけ | 2010/11/01 09:16
>ぱんだんてさん
私もホラーやスプラッターはまるでダメですが、たぶんそういう展覧会は盛り上がると思います。
私は美術系もほんとに好きなんですけどね。ええ。
ただ恐竜には負けちゃいますねえ。
>み〜すけさん
娘さん、私と同じ好みです。「骨格標本と石」
小学生の時に付録についてきた岩石標本を大人になるまで保存して、眺めてました。
化石とかむちゃくちゃ萌えます。
岩石鉱物図鑑今でも持ってます!
美術系も大好きなんですよね、ほんとに。
投稿: 藍mi-goro | 2010/11/01 20:48