今年も会えたね！

おや、ケンを散歩させてくれてるお嬢さんは誰でしょう？

この夏も、宇宙一のケンちゃんファン“ルルちゃん”が、ケンのためにご来島。
もう３年目です。（去年の様子はこちら）
まことにありがたいことです。

やれ犬種がなんだ？子犬じゃないとダメだ？という風潮が未だ強い日本社会で
ずっと「ケンちゃんが一番かわいい！」とおっしゃって
毎年会いに来てくださいます。（うれしくて）

引きの強いケンなので、去年までは小さなお嬢さんにリードを持っていただくのは控えましたが、
今年はすっかり大きくなって、毎日のようにケンのお散歩をお願いしました。

二度ほどいっしょに海にも行きました。

せっかくルルちゃんといっしょなのに、
いつものように、ナツを追いかけて走り回っていたケンでしたが
「そろそろ帰るよ！」と声をかけたら

突然、ナツやコナンと離れてルルちゃんのところにやってきて
やおら水の底を手で掻き始めました。


「底に何かないかな？」とルルちゃんに聞いてみると
「葉っぱがあるけど・・・」いまいちケンの意図が分かりません。
おそらく底にある何かを取って見せようと始めてみたものの、
深すぎて、顔を突っ込む勇気の出ないケン。
しばし考えて、場所をもっと砂浜に近い浅い所に移動しました。


　　　　　　　　　　（↑クリックするとサイズ小さいですがパタパタ動きます）

ケンがルルちゃんにご披露したのは
びりびりアニキ直伝のイシトリでした！
ケンの大きさからしたら、かなり大きな石。

私達もケンがイシトリをするのは見たのは１年以上前だと思います。
突然でビックリしました。
やるな、ケン

犬でも、男子って、女子にいいとこ見せたいんでしょうか。
気にしてないフリして、実はすっごい気にしてたんですね。

ほんと、ケンておもしろいわ。

庭で、同じ格好でまったりする二人。

毎日、何度も触れ合って過ごしたルルちゃんとケン。
「また来年！」と約束しました。

ルルちゃんの夏休みの思い出が、毎年ケンで満ちている。。。
なんて素敵なんでしょう。

最初の飼い主に捨てられ、心細そうに車の下に隠れていたケン。
どうしても捨てておけなくて、うちに連れて来た。（その話）
縁があったのか、そのまま我が家の長男となり
天使のように、我が家を愛と笑顔で満たしてくれている。
こうして我が家だけでなく、ケンの生きた証が、あちこちに残っていくんだね。
生きててよかったね。

成犬でも、チャンスがあれば、こうして愛し愛され犬になれます。
成犬だというだけで、譲渡のチャンスもなく処分される自治体も多い。
子犬じゃなくても、懐くし、しつけもできるし、とってもかわいいですよ。