化粧品と言えば・・・

私は若い頃から、あまり化粧品にこだわったことがありません。

母が化粧品を売っていたので、言われるまま渡されたものを使って、化粧品に対する価値観がありませんでした。
母が亡くなってからは、親友が良いというものを、言われるまま同じ物を使っていました。

だいたい、ほとんどの時間を「すっぴん」で過ごしているので、いわゆるメイク用品はちっとも減らず、10本以上ある口紅なんぞ何十年でも使っています。

今日の記事の化粧品とは、洗顔料とか化粧水とかの基礎化粧品のことです。

石垣島に来て、自分で選ばざるをえなくなってからの判断基準は
安い・ニオイがきつくない・なるべく低刺激・島で買える。

もっぱら”ちふれ”と那覇空港の免税店で買う”CLINIQUE"でした。

そんな粗末な化粧品遍歴の私が、数年前に偶然見つけたのが”ＬＵＳＨ”です。

左のプリンみたいな容器が洗顔料、右が化粧水。

この店は、固形石けんの量り売りをしてます。シャンプーも固形。
でもすごくカラフルで、それぞれがすごく香りが強い。
だからお店に入ると、色とニオイの洪水でちょっとクラクラします。
でもしばらくいると、うっとりしてきます。
ニオイが合成的な物でなく、エッセンシャルオイルのものだからかも。
初めてお店に入った私は、夢中で何十種類もある石けんやシャンプーをひとつひとつクンクンしまくりました。

でも買ったのは、一番売れているという洗顔料。
（「天使の優しさ」て名前を言うのが恥ずかしいけど）
見た目、灰色の粘土みたい。
そして何がビックリすると言って、使用期限がたったの６週間！！
保存料が入ってないのです。
そして泡立たない。
最初は粘土ぽいニオイが気になりました。
でも３日もすると、粘土のニオイはなくなって、アロマな香りが際だってきます。
あまり良い香りなので、洗顔中に何度も深呼吸してしまう。
鼻がスゥーと通る感じ。
その素敵な香りも２週間もすると残念ながら消えてしまいます。

保存料やケミカルな添加物が入ってないと、そんなもんなのね。

もちろん一番素晴らしいのは、その効果。
洗顔後の自分の肌を、ついつい触ってウフフ。
初めての人には売ってもらえない化粧品ＣＭにでているような気分
（あくまでも個人の感想です。）

ＬＵＳＨはイギリス発祥のブランドなので、いろいろこだわりがあります。

＊動物実験を行わない会社の原料しか買わない。
＊ベジタリアンにもＯＫな商品にＶマークをつける。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　などなど

今、化粧品の動物実験反対キャンペーンが行われています。

ｎａｃｃｏさんのブログで知りました。署名を集めています。

ＬＵＳＨの商品は、安くはないけれど、それほど高くはありません。
デザイン性の高い容器や包装にお金をかけず、価格を抑えているそうです。

消費者が化粧品に何を求めるかによって、使用成分は変わると思います。
動物の目がつぶれるような成分を、自分の使う化粧品やシャンプーに使ってほしい消費者がいるでしょうか。
事実を知れば認識が変わる。

特に女性は毎日使うものだけに、この機会に考えてみてもいいのでは、と思いました。