子守り
絵が描けないので言葉で説明しますが、
私があおむけに寝ころんでいるところに、右にケン、左にナツが来てゴロリ。
三人で仲良くTVを見てましたとさ。
そしたら、みなみが庭の何かにワン!と吠えた。
すぐさま駆けつけたいケンは、パッと起きあがって私をジャンプ!
しかし瞬間的に、それでは着地点がナツの上になるのに気づいたケンは
とっさにジャンプを小さくして、私のお腹をふみつけてナツを飛び越えようとしたのだ
「ギャー!!」叫ぶ私。(体重9kgで踏みつけられたらマジ痛い)
ケンは脱兎のごとくみなみの方へ走っていった。
ところが庭に出る窓を開けるべき私は痛さとショックで
「フギャー!ケンが・・・ケンが・・踏んだ〜〜!ナツより私を踏んだ〜〜!」
とのたうちまわっているので、誰も窓を開けない。
出たくて出られない3匹は別の窓から出ようと、ドドッと走ってきて、
ケンが、また私を踏んでった
「往復かよ!ケーン!! 人を踏むな!!!」
みなみは最初から絶対そういうことはしない。
どんなに急いでも、人や犬を踏まないように、さっと回り込んで抜けていく。
こういうのって、どうやって教えたらいいのか・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今日の本題
石垣島に来て、まずびっくりしたのは、子供の数が多いこと。
兄弟姉妹5人6人当たり前。
当時(10年ちょっと前)は「ひとりっこ」がものすごく珍しかった。たぶん今でも。
一番上が高校生で末っ子(暫定)が赤ちゃん、でも当たり前。
長女といっしょに出産するお母さん・・・あるある。
孫と自分の赤ちゃんの面倒をいっしょに見れて便利、とか。
生活が苦しいから、共働きも多い。
したがって、小さい弟妹の子守りは兄姉がする。
生意気な大人ぽい男子中学生が、休みの日に幼児の手をひいて歩いているのを見て、もうビックリ。
一瞬「あんたの子?」てぐらいです。
(20才で子供二人も、これまた珍しくないですが・・・)
自分の弟妹でなくても、小さい子と遊ぶのが上手なお兄ちゃん達。
村の学校でも、小学校低学年の男子は、中学生に肩車してもらったりして遊びます。
小学生でも赤ちゃんの扱いは慣れたもの。
休日にPTAのイベントがあると、小中学生だけでなく、幼児・乳児の弟妹もお母さんといっしょに学校へ来ます。
そうすると、女子達は大喜びで、赤ちゃんを抱いてます。
自分の弟妹でなく、よその子でも同じ事。
「今度は私〜!」と言いながら順番に子守りしてます。
お母さんもずっと赤ちゃんを抱っこしてなくていいから助かりますよね。
↑小学生が、よその赤ちゃん抱いて井戸端会議
もっと大きな2才ぐらいの子でも、1年生が抱っこしますよ!
私は赤ちゃんも幼児も、経験がないので恐くて手がだせません。
重そうだし。
慣れというのはすばらしい。
経験はすばらしい。
この子供達にとって、小さい子の子守りは当然で、自分ちの子だとちょっと乱暴ですが、よその子にはとっても優しいです。
みんなで大きな家族のように見えます。
こういう環境があれば、少子化とかならなかったかもしれない、と思ったり。
(原因となる問題の所在はまた別のところにあるのでしょうが・・・)
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コメント
私は、いとこがとっても多く、
私が、一番年上のいとこだったこともあり、
なんかずっと子守していたような気がします(●^o^●)
(親戚がみんな近くに住んでいるので)
それを思い出しました。
でも、家族、近隣の人たち、みんなで子どもを育てれる
環境は、
昔はありましたよね。
今は、なんか違うな・・・って気がします。
うちの地域では、「わんわんパトロール」という制度が
あって、
犬の散歩途中に、遊んでいる子どもたちを、見守るんです。
声掛けとか・・・。なにかあったら連絡するとか。
こちらのメリットは、事故があったときの、保険がある
そうなんです。
っていうか、私はまだ加入してないんですが、
(先日、やっとそのことを知った)
公に募集しているわけではないので、口コミというか、
紹介になるみたいで・・・。
今度、その方を見つけたら、紹介してもらおうと
思っています。
写真、ほのぼのしますね。
なんかいいな~~~(●^o^●)
投稿: 璃湖 | 2008/11/17 18:16
失礼かもしれないけれど、「古きよき日本」がそこにあるっていう気持ちになりました。
本来の家族やコミュニティのありかただと思う。
みんなにかまってもらって、みんなにまみれて育っていくのって、本当に大切よね。
投稿: ゆか | 2008/11/17 21:07
うちのチャビは人を踏みはしませんが
新聞読んでると、その上で寝ます
でも、、怖くて放置するしかない、、、
チャビの思うつぼになってます
投稿: 梅さん | 2008/11/18 00:02
ケンちゃんたら・・・・(><)(笑)
究極の選択で、ナツちゃんを選んだのね~(><)(笑)
うちは、娘が私の上をノシノシって横断していく事あります・・・┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~
娘も、石垣にいるときは小学生のお姉ちゃん達によくあそんでもらったな~(^▽^)
こっちでは、近所の子の顔すら知らないですらね~・・・(><)
投稿: み~すけ | 2008/11/18 14:26
>璃湖さん
私はいわゆる核家族育ちで、親戚ともあまり付き合いがなく、子守り経験がありません。いっしょに遊べるぐらいの年なら何とかなるけど、赤ちゃんは・・・(@Д@;
「わんわんパトロール」は良い制度ですね。犬の散歩を毎日してると、普段と違うことがあるとすぐ気づきますもんね。都会では保険とかも大事な要素だし。協力できるといいですね。
>ゆかさん
私もそう思います。昔の日本てこんな感じ?と。
自分が子守りした経験はないのですが、近所のお姉さん達に遊んでもらった記憶はあります。
犬も人も大勢の人にかまわれて育つのが良い社会化なんでしょうね。
>梅さん
よそでも新聞読んでると乗ってくる犬や猫の話を聞きます。やきもちなんでしょうかね?
お腹踏んづけられるよりいいと思いますけどね・・・
>み〜すけさん
究極の選択でナツに破れたか・・・(。>0<。)
こっちの子供達は、とにかく子供好きですよね。すぐに遊びの仲間に入れてくれるみたいな。
都会では年の違う子との交流が少ないように思います。
投稿: 藍mi-goro | 2008/11/18 15:05
あああ=
昔実家で猫を飼っていた時、末っ子の男の子がそんな感じでした。
一番デカイくせに、がつがつ人のみぞおちを踏むのでいつも怒られてました…
9キロもあったのに、タンスの上から人のみぞおちに着地したりするんですよ…
マジで死にそうでした…
末っ子はやっぱりコミュニケーションが密接でない分、繊細なとこはわからない気がします。
のんびり、教えてやって下さいな〜
投稿: ぽん母 | 2008/11/19 03:00
>ぽん母さん
やはり末っ子の男の子ですか・・・グスン。結構ショック大きかったです。
気長に教えていきます。ナツも最初はそうでしたが、最近またがずに回るようになってますから、そのうち覚えますよね。
投稿: 藍mi-goro | 2008/11/19 19:47