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2009/04/24

カンムリワシ放鳥

今日は衰弱している所を発見され、手当の甲斐あり回復したカンムリワシの放鳥に立ち会いました。

場所はダムの近くの大きな橋の下。
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橋の向こうは山。山の中。
反対側は
2
右奥にダムがあって、そのまわりは公園として整備されている(いた?)。
でもご覧の通り、休憩場所にいくまでもハブが出そうな膝丈ボーボーの草木の中を歩いていかないといけない。
そもそもこの場所へ来るまでの道も大変なことになってます。
昔は(数年前ぐらい)、みなみを連れてよく散歩に来た場所。
この向こうに川があって、なかなかステキだったけど、もう足を踏み入れられない場所になってしまい残念。
南の島では、人間が開いた場所でも、ちょっと人間がさぼると、すぐに自然に場所を取り戻されてしまいます。

さて、鳥を初めとする生き物にとってはなかなか住み良い所に思えますが
なぜこの場所でカンムリワシは衰弱してしまったのでしょうか。
こんな草ボーボーで滅多に人も来ない場所で、たまたま訪れた人に保護してもらえて、超ラッキーだったのです。
3
今後の観察の目印に足輪をつけました。
(肉眼では滅多に見えないですけど)
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いよいよ草の上にそっとおろされました。
まだ幼鳥(メス)です。
この場で「うりずん」と名付けられました。

瞬間を撮りたいカメラ(TVカメラも来てた)に回りをずらりと囲まれて恐怖で声も出ない。
固まってしまい動かないので、私達が離れて様子を見守りました。
そして私は飛び立つ瞬間から動画で感動的映像をものにしようと待ちました。
で、飛んだんですが、思いがけず我々の方に向かってきまして
エッ?!wobblyととまどうと同時にフレームアウト。
液晶見てるから、みんな「どこ行った?あれ?」
肉眼で見てた人だけが行方を追えたのでした・・・やれやれ。

そして近くの樹に留まったのもつかの間。
すぐに待ちかまえたカラスに追われてどこかへ行ってしまいました。
限られたエサ場で、既にここをテリトリーとしている成鳥やカラスとのエサ採り合戦に勝たないと、幼鳥は生き延びられません。
森がなくなれば、それだけエサ場が減り、競争は激化します。

カラスのように賢くも、器用でもないカンムリワシには厳しい環境。
カラスは一羽でもどう猛にカンムリワシの頭をつついて追い払います。
一羽でダメなら仲間を呼んで、みんなで襲います。
カラスを見ていると繁栄するのも、もっともだなぁと思います。
そしてカンムリワシが衰退するのも、むべなるかな、と。


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コメント

我が家は海関係が専門(専門家ではないですよ・・)
なのですが、草花や野鳥にも関心がありありなんです(^^♪

これは、やいま村が行った放鳥ですか?
何とか無事に自然に帰ってもらいたいですね。

投稿: だい | 2009/04/26 00:02

>だいさん
この島にいると自然に興味を持つのが一番飽きない趣味。
カンムリワシの保護に関しては現在環境省が仕切ってます。今度観察会とかあったらぜひ参加してみてくださいね。どこかでお目にかかるかもです。

投稿: 藍mi-goro | 2009/04/26 15:38

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