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2008/10/26

結願祭@いしゃなぎら

今日は朝から暑い。sunsunsunギンギラギン復活の夏のような暑さ。
冷房嫌いの私が、冷房をつけずにはいられない暑さ。
そんなあいにくな(?)天気でしたが、
今日は27年ぶりに行われるという、いしゃなぎら字会の結願祭に行ってきました。

「いしゃなぎら」字(あざ)は、石垣島の中心にある「石垣」という町内(あるいはその一部?)を指すようです。
結願祭は、神様に願いが叶ったことを感謝し、次の五穀豊穣や地域住民の無病息災を祈る祭です。
八重山では毎年行う村・島と、12年に一度とか決めて行う地域があります。
そしてこのいしゃなぎら地区では、なんと27年ぶりとか。
これはすごい気合いが入っているだろうなぁ、と楽しみに出かけました。

新聞に朝10時からとあったので、11時頃到着。(ちょうどよかった)
会場となる御嶽に向かって、まず行列。
行列といっしょに歩いて会場に向かいます。
Photo
お盆の主役、アンガマーのウシュマイとウンミーがいきなり端役で、祝い餅を沿道の見物人に配っています。すごい! 
Photo_2
先頭は弥勒(ミルク)。この面も今回新調されたそうです。
Photo_3
こちらは35年ぶりに披露されるという、この村に古くから伝わる絵図をもとに新調された旗頭。

Photo_4
うわっ!獅子leoもいる! 
これはもう八重山の祭、オールスターキャストだlovely
会場に入る前に、もうテンションはあがるあがる。ワクワクする。

そして会場の御嶽にはテントが張られ、その下にずらりと並ぶテーブルと椅子。
入りきれず、周りにむらがる人々。
そこに行列してきたメンバーが順番に境内に入っては奉納芸能を演舞。
出番がくるまでは路上待機(車両通行止め中)。
しかし炎天下のアスファルトで獅子の中の人々(1匹に二人)は大丈夫?


芸能は幼稚園児から老人会まで、さまざまな年齢層のグループの踊りが次々と。
司会が「次は小学校の児童による○○です。どうぞ!」とアナウンスしてから、「ボソボソ」「あっ、まだ?えー、小学校生はまだ来てないようです。それでは次は△△会による○○です!心構えを急いでしてお願いしまーす。」
遅刻したってノープロブレムgood
祭は夕方までやってるんだから、その間に奉納すれば神様は見てくださる。

棒術が何組も披露されました。私はこの棒術が大好きです。
Photo_5
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TVなどなかった時代、こういう祭で踊りや殺陣を見るのが、どれほどのエンタティメントだったか察せられます。(今でも十分おもしろいもん)
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炎天下で出番まで2時間は待たされた獅子の渾身の演技。
すばらしい迫力と技でした。
動きがすごく動物ぽくて、巨大な長毛の犬に見えてすごく感情移入。

奥に見える、古い建物内に、白い衣を羽織った神司(つかさ)と呼ばれる女性達がいらっしゃいます。
奉納を受け取る(?)というか、神様との橋渡しをする人々です。

今回はOKみたいだったので撮りましたが、神司にカメラを向けるのはbanな場合もあるのでご用心です。
そもそも写真を撮ってはいけないsecret祭も地域によってはあります。
御嶽内では規則があるので、周りの人や地元の人に色々OKかどうか聞いてから、入ったり撮ったりしてください。

今回のこのお祭は、本当に「みんなでお祝いしよう!」感がすごく強くて
とても幸せなエネルギーが満ちていました。full
芸能はノンストップで夕方まで繰り広げられるので
見物人には、牛そばがふるまわれました。
千円カンパ(泡盛3合瓶付き)もその場で払えましたが、おそらくとんでもない費用がかかった祭だったと思います。

字会会長いわく「記録が少なく復活させるのは大変で多額の費用もかかるが、地域の文化を若い世代に伝えるためにも喜びをともどもに味わいたい。」

今年さまざまな記録を残すことで、また27年後(?)に次の世代がその資料を基に同じ祭を行うことができるわけです。

私は体力がもたないので、前半でひきあげました。
暑かった・・・冷房の効いた食堂に飛び込みました。
でも、実にすばらしいお祭でした。

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コメント

いいですね、お祭り。
27年ぶりのお祭りなんてメッタにお目にかかれませんよね。
遅刻してもノープロブレムの出し物がなんともいえずゆるーい感じでいいですよね。
ブログで見てる分はいいけど、実際見てたら炎天下なんですね。日傘の人もいましたね。
「みんなでお祝いしよう」というのがいいですね。

投稿: エルママ | 2008/10/27 10:03

>エルママさん
エルママさん、ごめんなさい!同じコメントが入っているかと思って、ひとつ消してしまいました。そしたら消した方にURLが入っていて、しまった!です。黒犬エル君のママさんですか?よかったら、もう一度URLお願いします。
気をとりなおして。
テント下は日影で風も吹いてそんなに暑くなかったのですが、写真を撮ろうと炎天下に出ていくものですから参りました。おとなしく見てるだけならよかったんです。

投稿: 藍mi-goro | 2008/10/27 11:33

こんにちは、いつも拝見しています。稲刈りの手を休めて、通りかかったお供の多いみこしに「何のお祭り?」と、意地悪く聞いてみましたが、秋祭りは何であれ収穫祭だろうが誰一人として答えられないよそ者の行列だった。
実は来年は一年の半分くらいは石垣に滞在予定で、初めてのよそ者体験に期待胸をふくらませています。
唯一のマコトのカミを持ち込まず、なにせ800万も神サマのおわす私たちの国、当地の歴史に敬意をはらい、開かれた第二の人生をのぞんでいます。これからもいい感じのブログ、続けてください。
どうぞよろしくお願いします。

投稿: 小川茂(愛知県春日井市) | 2008/10/29 10:38

>小川茂さん
コメントと応援ありがとうございます。
こちらの伝統的祭には、その祭の意味も儀式化されて入っているので、参加者にはわかりやすいです。
来年はこちらに長期滞在されるのですね。ぜひこの地の不思議を楽しんでくださいませ。この島だけでも、神様はたくさんいそうですよ。
”いい感じ”のブログを続けられるようにがんばります。

投稿: 藍mi-goro | 2008/10/29 21:24

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